大宮 玲央奈
女子サッカー

PROFILE

出身地 千葉県
生年月日 1991-12-01
活動エリア 千葉県/オーストラリア
活動拠点 首都圏/オーストラリア
所属
Adelaide United FC(2021-2022)
浦和レッドダイヤモンズ・レディース→
早稲田大学ア式蹴球部女子→
ノジマステラ神奈川相模原→
AC長野パルセイロ・レディース→
ちふれASエルフェン埼玉

MESSAGE

休み時間に男の子と一緒にサッカーをしていた私に「女子チームの人数が足りないから入らない?」
と声をかけてもらったのが小学校3年生の時でした。
当時は女子サッカーチームが学校にあることも珍しく、
両親も女の子がサッカーなんてと乗り気ではありませんでした。
どうしてもやりたいと両親を説得してサッカーを始め、今では20年以上競技人生を送っています。
そんな両親も今や、一番のサポーターで一緒に戦ってくれていて、
これまで大きな怪我のない体に産んでくれたこともとても感謝しています。

小学校を卒業する頃には男子の県トレセンにも参加できるレベルに上達し、
目標であった女子中学年代の全国トップレベルである日テレメニーナのセレクションに参加します。
そこでサッカー人生初めての挫折を経験し、
レイニータFC(中学2年生の時に浦和レッズレディースとなりました)に
絶対にメニーナに勝つという想いを持って加入しました。

中学・高校でもとても良いスタッフや仲間たちに恵まれ、
高校3年生のU18全国大会では準決勝で日テレメニーナに勝利し、
キャプテンとして優勝を成し遂げました。

その後、高校1年生の頃から目標にしていた早稲田大学に進学し、文武両道を目指しました。
サッカー部では学生主体を掲げており、
毎日の練習メニューの作成や試合の反省動画・モチベーション動画作成、
ミーティングの進行も全て自分たちで行ってきました。
そして大学選手権優勝、関東大学サッカーリーグではMVPを頂きました。
またスポーツビジネスについても学びとても良い4年間を過ごしました。

社会人になってからも有難いことにオファーを頂くことができ、
2019年までに3チームに所属し、なでしこリーグ2部優勝、
なでしこリーグ1部3位という結果も残すことができました。

2020年からは高校生の時からの夢でもあった海外でサッカーをすることに挑戦しました。
いろいろな方のサポートもあり、
オーストラリアのFC BULLEEN LIONSというチームに入団が決まりました。

しかしリーグ戦開幕5日前、コロナにより開幕が急遽延期になり2ヶ月の活動自粛。
そして再開後再び2度目のロックダウンが決まり、リーグ戦の中止も決まりました。
日本人選手の多くが帰国する中、
オーストラリアに残って6ヶ月以上自粛生活をすることを選択し、
始めてこんなにもサッカーから離れた中で
「これだけの時間を費やし華々しく見えるサッカー人生、
もしかしたら将来活かせることは少ないんじゃないか?」と、
自分の人生においてとても大事なことを気付かせてくれる時間になりました。
それと同時に、学びの意欲があるアスリートがいること・
将来が不安なアスリートがいることも知り、実際に時間のある今の状況を活かして、
女子アスリートの人材価値を高めるウェブコミュニティを立ち上げました。
現役だからこそできることを最大限に生かして、
自分の選手としての挑戦と一人の社会人としてスポーツに還元していく挑戦をしていきます。

今までは運の要素が大きく目標を達成してきました。
これからは自分でしっかり掴みにいく姿勢を持ち、
海外からでもオンラインで繋がることのできる社会の中で選手として
社会人として活躍するアスリートのロールモデルになることが、私の次の目標です。

また2023年にオーストラリアとニュージランドで
女子ワールドカップの開催も決まったので、共に盛り上げていきたいです。
ビジネスのこともお勉強していきたいと思っています。よろしくお願いします。

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